皆さんこんにちは。
今日はキウイフルーツの品種についてです。
昨年1月に実施したアンケートを見ると、回答された方全員がヘイワードを栽培していました。
当然、収穫量でも2位のレインボーレッド、3位の紅芯を大きく上回りダントツの1位でした。
私の圃場でもヘイワードが大部分の面積を占めています。
しかし、10年くらい前から『黄色のキウイはないの?』『赤いキウイはないの?』と、
お客様に聞かれることが増えてきました。
ヘイワードの改植がなかなか難しいこともあり、数年前からヘイワード以外の品種も試しています。
上の写真は2020年に収穫した6品種です。緑系が2種、黄色系が4種です。
この他にまだ結実していない赤系1種が1種類あります。
近所のスーパーで購入したゼスプリゴールド(サンゴールド)は糖度が16度でした。
2020年のうちのキウイはトミーゴールド(仮称)は14~16度、紅芯は14~15度、
グリンシル、東京ゴールド、ヘイワード。。。
どれも14度以上の糖度がありますが、食味はそれぞれ違いますね。
果肉がなめらかなもの、ザラッとしたもの、芯が硬いもの、柔らかいもの、味が濃い薄い、、、。
ヘイワードの糖度は14~16.5度で適度な酸味があり、私は好きです。
さらに、貯蔵性が優れているのは大きな魅力ですね。
未追熟で大量に購入していただく事も珍しくありません。
お客様の好みは色々あるので、色んな品種を試食していただき
評判の良いものを少しづつ増やしていこうと考えています。